取扱福祉用具 入浴支援

入浴は毎日の暮らしの中で大きな楽しみの一つです。
 しかし体が不自由になり、転倒などの不安で入浴を控える方がたくさんいます。
 入浴は体の清潔面だけでなく精神的にも健康を保つことができ、欠かせないものです。
また、血行が良くなるなどリハビリ効果も見込まれています。
入浴動作の負担を軽くする入浴用具を選び、安心して入浴ができる環境と整えましょう。
 とは言え、その日の体調を見て普段より熱や血圧が高いと感じた場合は無理せず
  入浴を中止してください。

 
 
 

1)簡易浴槽

  1. ポータブル浴槽とも言われ、空気式や折畳み式、立てかけ式などがあります。
  2. 排水用ホースやエアーポンプ、洗髪器やシャワー機能がついたものもあり、浴槽内のお湯を汚すことなく洗髪が可能です。
  3. 簡易浴槽を利用する際には給水と排水の問題を考えておきましょう。
     ホースの距離が長いと湯温が下がってしまいます。
     そのため給水・排水がスムーズに行える場所での利用をおすすめします。
     さらに水蒸気や換気にもご注意ください。

 

2)シャワーチェア

  1. 立ったままであったり、低い椅子に座っての洗身がつらくなってきた方におすすめで、
     より安全にシャワーを行うことができます。
  2. 濡れた浴室でも滑りにくく安定性の高いシャワーチェア。
     背もたれがついているもの、横に倒れないように肘掛けがついているもの、
      高さ調整ができるものなどさまざまです。
     また車いすタイプもあり、座ったままシャワーをかけたり体を洗ったりできるよう
      改良されています。

 

3)浴槽内いす

  1. 浴槽が深くてまたぐのが大変な方におすすめです。
     そのまま浴槽内で腰掛けることで、立ち座りも楽になります。

 

4)バスボード

  1. 浴槽の両縁に渡して、ボードの上に腰掛けてから浴槽内に移動することができ、
     浴槽をまたぐのが不安な方におすすめです。
  2. 浴槽の幅に合わせてサイズを選び、位置を調節します。
     使用の際は固定具で固定してから使用します。
  3. また座面が回転するタイプもあり、浴槽で無理に姿勢を変えることなく浴槽の出入りが行えます。

 

5)手すり

  1. 浴槽用手すりは工事をして壁に取り付けるタイプから、浴槽の縁にはさんだり強い吸盤で簡単に
     取外しができるタイプまでさまざまです。
  2. 壁に取り付けるI型の場合、横から見て浴槽の縁と同じくらいの位置に直角に付けます。
     握る部分が長いので、浴槽の中でバランスを取るためにも便利です。
  3. L型の手すりは、浴槽内で体制を変えたいときや立ち上がりたいときに便利です。
     浴槽のふたから10㎝くらい高い位置に手すりの横の部分がくるようにすると邪魔になりません。
  4. また、浴槽内で姿勢が不安定な方には内グリップのついたタイプをおすすめします。

 

6)入浴用リフト

  1. 手すりを使用しても浴槽への出入りが難しくなってきたときには、入浴用リフトがおすすめです。
     浴槽内で座面シートが昇降するタイプや脱衣所から浴槽まで移動可能なリフトもあります。